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今回も新緑の中ふらりと走るつもりが沿岸まで行ってしまいました。GSに乗り換えてから簡単に一般道でも100㎞の道程があっという間です。

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舗装路でも新しい一級規格の快適ルートではなく、わざと狭く曲がりくねった旧県道をチョイスしました。
トラック1台程の幅で九十九折のブラインドコーナーが連続する峠道を3速ホールドでゆったり走ります。

2013初期型R1200GSLCでは低速がなくギクシャクし、3速で40km/hを切るとエンストの恐れがあって、気が気ではありませんでしたがGSAではアクセル全閉でもトコトコ24km/h程で走ってくれます。(2014モデルからフライホイール改良)
お蔭で登りの極低速やトライアル的アクセルワーク時には、半クラッチの頻度が激減しスムーズに走行できるようになりました。

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今まで軽量オフ車やAfricatwinでは気にもならず、GSLCでもそれ程道を選ばなくとも気軽に入り込めた林道がGSAdventureでは逆に怖くなってきているのです。

山奥でのソロ走行時に「倒れて足が挟まったら・・・・」「泥にハマってしまったら・・・」

残念ながら良くならない腰の爆弾と加齢からくる筋力の衰え・・・今の体力ではとても一人でGSAと格闘して何とかできる自信が皆無で、危険は出来るだけ避けたい気持ちが強く、アタックする事を避けるようになっていました。

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何でもない浅い川渡り。
「スタンディングで水流に負けない速度でアクセルはパーシャル、川底の石を見極め安全なラインをトレース・・・」Africatwinでも腰までの深い川渡りも躊躇なくしてきた自分が・・・・。

GSAを手前で停め、歩いて川底とラインの確認。「最後の川辺りに深く掘られたタイヤ溝を避ければ行ける!

ここまで慎重にならざるを得ないとは・・・でも案の定、最後の溝でスタックし滑る川底と重い車重に格闘する羽目に。。。

GSトロフィーでも求められるのは速さや勇敢さではなく、危険を回避し確実に目的地にたどり着くことが大事だと聞いたことがある。

GS Adventureに乗り、ダートをビックオフで走ると云うことを一から学び始めたような気がする。